ヘアカラーアートの未来を拓く若者たちの熱戦～EMAJINY

瞬時に色が変わる１日ヘアカラー

観客の前でヘアカラーアートを実践

　瞬時に髪の色を変え、シャンプーで簡単に落とすことができるヘアカラーアートワックス「EMAJINY」（エマジニー）。同商品を使用したヘアカラーチェンジがインスタグラムなどSNSへの投稿のほか、サッカーJリーグのサポーターが観戦時に髪をチームカラーに染める際に利用するなどで、若者を中心にファンが拡大中。その「EMAJINY」を使用したヘアカラーコンテストが９月18日、福岡市の福岡理容美容専門学校で開催された。今年５月３日に開催された大阪大会に続き、第２回大会となる今回、出場者は、地元・福岡を中心に、北海道、愛知、大阪、兵庫、山口からもエントリー。18名の若者たちがヘアカラーアートの腕を競った。

　コンテストは、観客の前で出場者が自分の髪のカラーリングを５分間で行う形式。決勝戦では、ヘアセットを含めて15分間で行われた。審査は、美容関係者を含む審査員７名がテクニカル（技術力）、アート（芸術力）、インスパイア（衝撃力）の３項目で実施。ハイレベルな作品と個性豊かなパフォーマンスで出場者の実力は拮抗。審査が難航する一幕もあった。会場の観客席からは、短い制限時間のなかで、見違えるように髪の色と形が変わっていく様子に感嘆の声があがり、盛大な拍手が寄せられた。

熱戦を繰り広げた出場者18名

　優勝したのは、前回の大阪大会で惜しくも準優勝だった福岡県の小枝ゆーたさん（20）。髪に、独自に用意した飾りつけを行うほか、アグレッシブなダンスを交えたパフォーマンスでも会場をわかせ、見事リベンジ達成。準優勝は、北海道札幌市のDAIKIさん（19）。前回大会の参加時から腕を磨き、決勝では鏡を一切使わないパフォーマンスを披露した。主催者のEMAJINY・服部茂幸代表は、閉会のあいさつで「彼らがヘアカラーアートの歴史を作っている。彼らの前に道はないが、彼らの後に道ができている」と全員の健闘を称えた。出場者には、優勝10万円、準優勝５万円の賞金のほか、審査員特別賞などが贈られた。

　第３回大会は、今年12月３日、東京都新宿区の中央理美容専門学校で開催される。出場申し込みは11月10日まで。詳細はEMAJINY公式サイト（下記リンク）を参照。

【山下　康太】

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・EMAJINY公式サイト