マネーフォワード上場、初値3,000円と公開価格を大きく上回る

　29日、自動家計簿サービス「マネーフォワード」で知られるフィンテックベンチャーの（株）マネーフォワードが、東証マザーズに上場した。初値は公開価格を大きく上回る3,000円。公募価格は1,550円だった。

　2016年11月期は8億8,259万円の経常赤字となるなど、創業以来赤字で推移しているほか、17年11月期も赤字予想。しかし、13年11月期に355万円だった売上高は、16年11月期には15億4,217万円となるなど右肩上がりで推移しており、成長性が買われた格好だ。

　同社は、「マネーフォワード及びMFクラウドシリーズ等のサービス拡大並びに企業価値の向上に努めていく」という。

【永上　隼人】