2024年11月28日( 木 )

中島淳一氏、ニューヨーク日本商工会議所のディナーパーティに出席

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 米国ニューヨークでの個展・一人演劇の上演に取り組んでいる中島淳一氏から、氏が招待され出席したJCCINY(ニューヨーク日本商工会議所)のディナーパーティ“JCCI's 33rd Annual Dinner Gala: "Strength in Unity" - A Celebration of the U.S.-Japan Partnership”のレポートが届いた。超一流の料理はもちろん、ビジネス、文化、芸術から国際政治に至るまで幅広いスピーチが供されるトップクラスのディナーパーティだ。


 “Strength in Unity”「結束の力」と銘打たれたディナーパーティは日米の揺るぎない密な関係を祝うためにニューヨークの日本商工会議所が毎年主催してきたものである。今年で33年目になる。招待された日米の重鎮や著名人800名がテーブルに着くと、歌手による両国の国歌斉唱から厳かに始まる。ディナーはサーモンのオードブルから始まり、シャンパン、白ワイン、赤ワインと次々にグラスに注がれる。味はもちろん申し分ない。舞台ではニューヨークの合唱団による「サウンド・オブ・ミュージック」のメドレーが繰り広げられている。素晴らしい歌声である。メインデッシュで分厚いヒレ肉のステーキ。「芸術家は舌が肥えてらっしゃるから、お口に合わないのでは、和牛じゃなくて申し訳ありませんね」と声をかけられる一幕も。

 主賓のスピーチが始まると誰一人としてワインに口をつけるものはいない。全員微動だにせず姿勢をただして聴き入る。素晴らしいマナーに感心する。オペラの王様と称されるプラシド・ドミンゴ氏の美声によるスピーチ、101歳で亡くなったデイビッド・ロックフェラー氏のご子息は所用でカルフォルニアに出かけ不在のため甥が壇上に上がる。それにノーベル化学賞受賞者の根岸英一博士、作家であり、ジャーナリストのサイモン・ウィンチェスター氏のスピーチと続く。終了したのは10時。
 日米の固いパートナーシップに包まれた厳粛な時空であった。


 また、現地の日本人向けフリーペーパー「週刊NY生活」で、中島淳一氏の一人演劇公演が紹介された。以下はその引用である。



■週刊NY生活(2017年11月11日号)
私の名前はゴッホ
中島淳一NYで一人芝居
●俳優で画家の中島淳一による一人芝居が7日夜、日本クラブで開催された。中島は今月2日から同クラブ7階のギャラリーでゴッホに影響された作品など40点余りを展示中で、当日はゴッホに賭ける中島の情熱を存分に伝える45分の演技で会場に集まった観客を楽しませた。公演後は講演会も行われ画家や俳優になるきっかけとなったエピソードなどを語った。芝居を見た観客からは「まるでゴッホの魂が乗り移ったみたいだった」という感想が聞かれた。

 週刊NY生活は、動画ニュースで中島氏の個展と一人演劇の様子を報じている。

 

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