定年後の人生を最高に楽しむには(1)
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趣味がアンチエイジングを生む
誰しも、やがて迎える定年。この言葉の響きに何か暗いものを感じていませんか?
私は、定年後の人生こそ最高にすばらしいものだと感じています。
50歳を迎える頃から、太腿のトレーニングを開始しました。老いてくると太腿が弱くなり、つまずいて転んだりします。これを予感していましたので、毎日スクワットやジョギングで、ひたすら太腿を鍛える事を実践ました。
食事(健食)と運動が健康な体を作ってくれます。そして培った趣味は、定年後の第二の人生を最高のものにしてくれます。計画を立てたら即実行に移すことが大切です。明日からやろうではもう遅いのです。その考え方では、あす、明後日、1月後とだんだんと考えや目標が遠のき、いつか、いつかで終わってしまいます。
また、退職後に何か趣味を始めようとしても遅いのです、現役時に培った趣味こそ退職後の人生におおいに役に立ち、最高の人生を楽しむ事が出来ます(もちろん、すべてではありませんが)。
秘訣は有言実行。私は難しい事を企画するときに友人たちに公言します。公言すればやらざるを得なくなるし、公言することで自分の体に洗脳させるようにしています。時々、言わねばよかったと後悔することもありますが、『楽しみながらやる』をモットーと切り替えるのです。ソニーの創業者・盛田昭夫氏は、70歳になってスキーを始めています。ソニーの経営も軌道にのり、時間的な余裕もできたからです。
盛田さんと言えば、専用エレベーターのボタンを机の下に取り付け、少しでも時間を節約して、日本のため、会社のためと世界中を掛け廻っていた方です。
そんな多忙な盛田さんが、やりたかったスキーを70歳にしてできるようになったのです。スキー仲間は世界的に有名なベルリンフィルの指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤン氏や、政治評論家の竹村健一氏などです。ヨーロッパで仕事を終えてカラヤン氏とスキーを楽しみ、その後すぐに自家用ジェット機で日本に戻り、その日に北海道で竹村健一氏とスキーを楽しんでいたということです。仕事ができる人間は何かに没頭できる趣味を持っています。趣味をもつことで仕事と切り替える事ができますし、体中からアドレナリンが溢れ出ます。リフレッシュできる能力を養うことが大切です。
2017年10月30日
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