2024年12月22日( 日 )

福岡空港への都市高延伸は、トンネル方式に

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福岡空港

 全国的に見ても都市部に近接し、利便性の高い空港として知られる福岡空港。今後も需要増が見込まれる同空港へのアクセス向上策として検討がされてきた福岡都市高速道路の延伸について、その計画の全容が明らかになった。

 計画では、現在の福岡都市高速3号線の空港通りランプ付近から国内線ターミナル付近までの約2kmの区間が、トンネルで結ばれることになる。今後は、本年度中に基本設計を終えたうえで、来年度から都市計画決定の手続きが始められる方針。事業費は500億円程度と見込まれており、供用開始は福岡空港の滑走路増設と同時期の2025年3月末を目指している。

 トンネルによる都市高延伸が実現すれば、空港までのアクセス向上のみならず、国道3号線の空港口交差点付近の渋滞を緩和する効果も期待される。

【坂田 憲治】

 

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