2024年12月22日( 日 )

筥崎宮の大鳥居解体・撤去へ 88年の歴史に幕

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 筥崎宮(福岡市東区)は88年前に建立した大鳥居を解体、撤去すると発表した。経年劣化によるモルタル剥落の危険性があるためで、参拝客の安全に配慮したとみられる。
 筥崎宮は京都府八幡市の石清水八幡宮、大分県宇佐市の宇佐神宮とともに日本三大八幡宮の1つとして知られている。

工事が進められる筥崎宮の大鳥居

 大鳥居はRC造の高さ約16m。基幹道路である国道3号線沿いに立ち、非常に目立つことから、筥崎宮の象徴的な存在として地元民に親しまれていた。
 今回の解体工事を知った地元民からは「迂回路が出来ていたので何事かと思った。寂しくなりますね」と、姿を消す大鳥居を惜しむ声が聞かれた。

国道3号線側から見た迫力ある大鳥居

【代 源太朗】

 

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