20日、静岡銀行(柴田久頭取)とみずほフィナンシャルグループ(佐藤康博社長)は、両社の顧客に対して最適なソリューションを提供するため、「地域におけるビジネス」で連携すると発表した。三菱UFJフィナンシャルグループ(以下FG)と親密な静岡銀行がみずほFGと連携。メガバンクの系列を超えた地銀との協業となる。
地域におけるビジネス連携の対象業務について(今後検討する事項)
◆個人顧客に対する新商品やサービスの開発(投資信託など)
◆事務効率化
◆住宅ローン業務
◆資産承継ビジネス(遺言信託など)
◆フィンテックやデジタルイノベーションの共同研究
連携の経緯について
◆【表1】の通り、静岡県も少子高齢化や人口減少など社会構造が変化するなか、それに対応できる地域金融機関として、地域と寄り添うために連携したと見られる。
◆今後みずほFGとの間で、静岡県を中心に両社の顧客に対して最適なソリューションを提供していく。具体的には静岡銀行はみずほFGが有している金融ビジネスの機能を活用。その見返りに静岡銀行は静岡県を中心にリテールビジネス分野でみずほFGに協力する。
連携の背景と目的について
◆今回の連携は地銀再編にも影響を与えることになりそうだ。日銀のマイナス金利政策で利ざやが薄まり、地銀の収益力は低下しているのが現状。地銀同士の合併や持ち株会社設立により金融統合する例が多いが、今後はメガバンクと相互補完関係を築くという新しい枠組みで、生き残る道を選ぶ地銀が増えてくることになりそうだ。
【(株)データ・マックス顧問 浜崎裕治】
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