粗利と販管費改善で営業・経常利益が増益に~イオン九州決算
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イオン九州(株)(本社:福岡市博多区、柴田祐司社長)が11日発表した2018年2月期決算によると、売上高に不動産賃貸収入などを加えた営業収益が前年対比1.8%減となる2,320億7,600万円となった。
昨年8月に徳力店(北九州市)を閉鎖したものの、昨年7月に福岡県大野城市に「イオン乙金ショッピングセンター」を新規出店したほか、イオン直方店(福岡県直方市)を「イオンスタイル」業態に改装した。衣料品が前年比で6.9%増加するなどの好材料があったものの、住居余暇商品が同9.9%減となったこともあり、GMS(総合スーパー)業態は前年比の1.3%減と振るわなかった。
利益面は、粗利率を同0.2ポイント改善したほか、販管費を同1.8%改善したこともあり、営業利益は同12.2%増の8億7,400万円、経常利益が同45.4%増の13億7,700万円となった。当期純利益は、前期に固定資産の譲渡にともなう特別利益を計上したことで同75.1%減となる1億100万円。最終利益は抑えられたものの、2期連続で黒字を達成した。
なお、親会社のイオン(株)は同期の営業収益が前年対比2.2%増の8兆3,900億1,200万円を計上している。
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