福ビル、天神コアがホテル含む複合施設へ 西鉄の建替え計画判明
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福岡ビル、天神コアを含む福ビル街区の再開発計画概要が判明した。計画によれば、建替えられるのは街区内の福岡ビルと天神コア。地上19階、地下4階建てで、低層(地下2階から地上4階)は商業施設、中層(8階から17階)はオフィス、高層(18,19階)はホテルが入居する複合施設となる。なお、本計画は第1期事業とされ、地権者との協議が進められている天神ビブレは含まれない。
外装デザインは米国の設計事務所・コーン・ペダーセン・フォックス(Kohn Pedersen Fox Associates)が担当し、西鉄電車のレールから発想を得た鉄の素材感や日本の伝統的な格子柄をイメージしたフレームデザインが用いられる。
現在、福岡ビルに入っている西鉄の本社は、来年3月末までに博多センタービル(博多駅前3丁目)へ移転する。同年4月には福岡ビル、20年4月以降に天神コアの解体工事が始まり、第1期事業の完成は23年12月、開業は24年春が予定されている。
高さ約96m、延べ床面積3万坪は天神地区トップクラス。再開発について西鉄は、「福ビル街区の開発を通して、天神ビッグバンプロジェクトを大きく推進するとともに、天神明治通りまちづくり協議会が掲げる「アジアで最も創造的なビジネス街」の実現に努めてまいります」と述べる。
【永上 隼人】
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