2024年12月27日( 金 )

【北海道警の闇】札幌中央署長が左遷~息子のわいせつ事件被害者は小学生女児

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▲札幌中央署HPの署長あいさつは
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 北海道内最大規模の警察署長の息子、しかも現職の警察官が公然わいせつ容疑で逮捕された事件が、意外な展開を見せている。

 データ・マックスが8月8日に報じたのは、7日に公然わいせつ容疑で逮捕された北海道警苫小牧署の巡査部長・山尾優太容疑者(26)の父親が、札幌方面中央警察署の山尾博司署長だというもの。

【スクープ】公然わいせつで逮捕の北海道警巡査部長、父親は札幌中央署の署長~3月まで監察官室長

 道警広報は取材に対して「署員の親子関係は把握していない」などと回答していた。しかし、スクープから約2週間後の24日、道警は突然、同日付で山尾博司署長を札幌市警察部長に異動させた。関係者によると「市警察部長」は、通常であれば警務部長などと兼務する役職で、部下も付かない肩書のみの役職だという。左遷人事であること、さらにこの異動に息子の事件が関係していることはほぼ間違いないにもかかわらず、「24日時点で、道内の新聞で異動と息子の事件の関係に触れているのは朝日新聞だけ」(現地誌『北方ジャーナル』記者)だという。

 息子である山尾優太容疑者の公然わいせつ事件についても、新たな事実が明らかになっている。当初の警察発表をもとにした報道では被害者を「10代の女性ら」としていたが、実は被害者のほとんどは小学生女児だったのだ。
 逮捕されるかなり前の時点で、地域住民らが山尾容疑者の犯行現場を撮影して警察に渡していたという情報もあり、道警が被害者像について印象操作したばかりか、怠慢捜査で被害を拡大した可能性も浮上している。

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