2024年12月23日( 月 )

『脊振の自然に魅せられて』室見川水系一斉清掃に参加して

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 毎年、11月の第4日曜に室見川水系(室見川、金屑川、油山川)の一斉清掃が実施されています。
 清掃は、早良区内を流れる室見川・金屑川・油山川の室見川水系河川の上流から下流までを清掃してほしいという流域住民の要望を受け、2004年度から始まりました。
 各校区に参加が呼びかけられ、今や約4,000人が清掃に参加しています。

 今年は11月25日(日)に一斉清掃が行われました。室見川の上流といえば曲渕ダムに流入している野河内渓谷があり、源流は、脊振山系となる井原山(982m)直下の水無鍾乳洞の湧水が源です。
 今回、脊振の自然を愛する会のワンゲルOBで、野河内渓谷の整備を長年やってきた地元のメンバーに参加を呼びかけました。
 また曲渕ダム周辺や、野河内渓谷周辺で環境活動を行う福岡市水源林ボランティア会員で、脊振の自然を愛する会の会員でもあるG氏は福岡市水源林ボランティアの会の会員の参加を募ってくれました。室見川源流一体を含め糸島地区の脊振山系や糸島の山などの整備をしている「伊都遊歩道クラブ」にも協力をお願いしました。

水無鍾乳洞一帯を清掃する伊都遊歩道クラブ有志の皆さま

 「伊都遊歩道クラブ」は24日(土)に6名の有志が清掃、そして25日に脊振の自然を愛する会と福岡市水源林ボランティアの会員を含めた14名が野河内渓谷入り口から遊歩道を清掃しました。また渓谷入り口で倒壊したり腐ったりした孟宗竹をチェンソーや鋸で処理しました。
 シニアボランティアのパワーで、室見川の源流から上流までが、すっかりきれいになりました。室見川一斉清掃は初参加でしたが 少し汗ばむ気候の中、参加したメンバーは充実感と満足感に満ちた表情を浮かべていました。

野河内渓谷の遊歩道を清掃した脊振の自然を愛する会と
福岡市水源林ボランティアの会のメンバー
集まったゴミ

2018年11月28日
脊振の自然を愛する会
代表 池田 友行

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