2024年12月22日( 日 )

キャナルシティ前のアーフェリーク迎賓館が6月に閉鎖へ

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 キャナルシティ博多近くの結婚式場、アーフェリーク迎賓館(福岡市博多区祇園町)が6月末に閉鎖されることがわかった。アーフェリーク迎賓館を運営するテイクアンドギヴ・ニーズは、「続ける意向はあったが、契約期間が満了するため閉鎖することとなった」(同社広報)と話す。

 アーフェリーク迎賓館は、「博多駅」「天神南駅」間で延伸工事が行われている地下鉄七隈線の中間駅予定地を目前に臨み、約500坪の敷地面積を有する希少な立地。施設が面するはかた駅前通りは、三井生命福岡ビル跡地で三井不動産が、その隣地ではJR九州がそれぞれ大型のホテル開発を行うなど、七隈線延伸を見越してか建設工事が相次いでいる。

 アーフェリーク迎賓館の敷地を所有する日本商業開発によれば、「すでに土地の利用を検討している法人もある」といい、建物は解体される見通し。同社は2017年7月、音楽制作会社・ビーイングのグループ企業から同地を取得していた。「中長期的に見ても非常に投資価値が高い」ことを取得の理由に掲げ、取得金額は不明ながら、取得時に設定された根抵当権の極度額は30億円だった。

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