2024年11月22日( 金 )

埼玉の適格消費者団体、豆腐の盛田屋へ広告表示改善の申し入れを終了

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 消費者庁は9日、適格消費者団体であるNPO法人埼玉消費者被害をなくす会が化粧品通販会社の(株)豆腐の盛田屋に対し、同社が販売する商品の広告表示の改善を申し入れた活動が終了したと発表した。

 同団体が申し入れたのは、同社が販売する「豆花水 しゃくなげ花酵母せっけん」に関する新聞広告の記載について、通常の販売価格が7,128円(税込)のところを、「半額特価3,564円(税込)」と表示。商品を通常の販売価格の半額で購入できる旨の表示となっているが、同社のサイトでは、6,414円(税込)で販売。さらに新聞広告では「本日半額」と表示し、記載されたQRコードを読み込んだ際に開く同社サイトでは、同日に限らず、半額で販売表示されていた。

 同団体は「一般消費者に対して実際以上に広告対象商品の販売価格が安いとの誤認を与える表示であり、役務の価格その他の取引条件について実際のものよりも著しく有利であると消費者を誤認させる表示であることから、景品表示法で規定する有利誤認表示に抵触する」として、同社に対し、各表示の削除または適切な表示に修正するよう申し入れ、同社は9月6日に適切な表示に修正する旨を連絡。表示の修正が確認されたことを受けて、申し入れを終了した。

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