人気アイドルグループ「嵐」の聖地で女性に暴行加えた男性、今度は保安員に暴行働き逮捕

　福岡県警は10月10日、保安員に対する暴行容疑で、福岡市中央区の自称自営業・増田宣博容疑者（49）を逮捕した。

　逮捕容疑は10月10日午後0時12分頃、福岡市中央区天神2丁目付近の広場で、保安員の男性（68）に対し、腹部を掌で突き、押すなどの暴行を加えた疑いがもたれている。別の保安員の男性（43）が駆け付け、その場で逮捕された。

　増田容疑者は今年2月16日、福岡県糸島市にある櫻井神社の境内で、観光目的で訪れていた東京都品川区居住の女性（当時27）に対し、「俺は案内をしてやってるのにその態度はなんだ」「お前は福岡に来るな」「殺すぞ」などと脅迫。女性が持っていた携帯電話で110番通報しようとしたところ、携帯電話を取り上げ、取り返そうとした女性に対し暴行を加えた容疑で逮捕されている。

　櫻井神社は国民的人気アイドルグループ「嵐」のメンバーの名前を冠していることから、ファンの間では「聖地」として知られており、近隣には、潤（うるう）神社、二宮神社があり、この三社は嵐のメンバーの名前を冠していることから、「嵐三社巡り」として多くの嵐ファンが足を運ぶ人気スポットになっている。

【長谷川 大輔】