【コロナ禍】劇団わらび座が存続の危機~支援の訴え
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秋田県仙北市の「あきた芸術村」を拠点とする劇団で、オリジナルミュージカル公演を行う「劇団わらび座」が、緊急支援を募っている。
新型コロナウイルスの拡大によって予定されていた公演がすべて中止されたことや、あきた芸術村の宿泊施設でもキャンセルが相次いだことが原因。代表取締役の山川龍巳氏は「わらび座の歴史上最大の危機」と捉え、支援を呼び掛けている。
<緊急のお願い>
わらび座へのご支援をお願い申し上げます。
日頃わらび座をご愛顧いただき、心よりお礼申し上げます。わらび座は2月に創立69周年を迎え、いよいよ来年は70周年を迎えます。これを記念し、あきた芸術村の新たな展開への取り組みを始めた矢先、新型コロナウイルスによる感染拡大が起こり、日を追って深刻な影響が広がっています。
私どもにとって一番苦しいのは、人が集まることを止めなければならないことです。公演、ホテル、温泉、レストラン、私どもが営んでいる事業はいずれも多くの方においでいただき、喜んでいただくことで成り立つものです。感染拡大防止のために私どもも最大の努力をしておりますが、2月以降、料飲・宿泊の予約キャンセルが連日相次ぎ、3月のツアー公演は全公演中止、小劇場公演も中止となりました。
さらに、私どもが40年以上の長きにわたって続けてきた教育旅行や創立以来大切にしてきた学校公演の中止・延期により、財政的には計り知れない打撃を受けています。
70年近いわらび座の歩みは決して平たんなものではありませんでしたが、今回の事態は最大の危機と言っても過言ではありません。この状況を何としても乗り越えるため、何卒わらび座にお力をお貸しください。本来は舞台観劇やあきた芸術村へのご旅行などをお願いするところですが、それが叶わぬ事態であるため、今回は支援金のご協力をお願いする次第です。1口1万円のご支援をお願いいたします。支援いただきました際には返礼品をお贈りさせていただきます。
わらび座一同、創立の精神を握り直し、心ひとつにこの事態を乗り切って皆さまに恩返しする所存です。さらなるお力添えを賜りますよう、衷心よりお願い申し上げます。
2020年3月
(株)わらび座
代表取締役 山川龍巳
わらび座一同〈支援申込書〉
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