2024年12月21日( 土 )

販管費率、売上伸び悩みでイズミなど3社が上昇~上場5社の2月期、イオン九州とMrMaxは低下

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 上場5社の2月期決算の販管費率(販管費÷営業収益)はイオン九州とミスターマックスHDを除き前年度から上昇した。経費の増加率に比べ売上が伸び悩んだため。新型コロナの感染拡大収束が見通せないなか、経費の見直しは急務になっている。

 イオン九州は微減収だったが、チラシなどの販促費を中心に販管費を0.9%削減、率を33.48%と0.33ポイント引き下げた。本社部門合理化のため社員を店舗に送り出し、パート・アルバイトを減らしたことで、社員比率が27.6%から30.9%に上昇、人件費は1.5%増えた。

 ミスターマックスHDは経費が2.2%増えたが、増収で販管費率を22.35%と0.17ポイント引き下げた。作業の改善で期末の従業員数を減らしたが、待遇改善で人件費総額は1.5%増えた。
 

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