日経平均2万3千円台回復～九州地銀の株価も上昇

【表1】を見ていただきたい。日経平均株価の推移表である。
～この表から見えるもの～
◆【表3】の通り、5日(金)のニューヨーク株式市場におけるダウ平均株価は前日比＋829.16ドルの2万7,110ドル98セント(＋3.15%)と大幅に上昇。2万７千ドル台を回復している。
◆その流れを受けて、今日8日の日経平均株価は6日間連騰し、前日比＋314円37銭の2万3,178円10銭(前日比＋1.37%)で取引を終えている。
・2万3千円台は2月21日の前日比▲92円41銭の2万3,386円74銭(-0.39%)以来、3カ月半振りとなった。

【表2】を見ていただきたい。九州地銀7行(含むFG・FH)の株価推移表である。
～この表から見えるもの～
◆九州地銀の株価も全銘柄が上昇している。
・上昇率トップは西日本FHで、前日比＋36円の794円(前日比＋4.75%)。
・2位は佐賀銀行で、前日比＋47円の1,207円(前日比＋4.05%)。
・3位はふくおかFGで、前日比＋67円の1,914円(前日比＋3.63%)。
・4位は北九州銀行を傘下に置く山口FGで、前日比＋23円の689円(前日比＋3.45%)。
・5位は大分銀行で、前日比＋41円の2,455円(前日比＋1.70%)。
・6位は九州FGで、前日比＋5円の476円(前日比＋1.06%)。
・7位は宮崎銀行で、前日比＋26円の2,490円(前日比＋1.06%)。

＜まとめ＞
　今日8日の株価が3月末と比較して大きく上昇しているのはふくおかFGで、前期末比＋33.75%。次が西日本FHで前期末比＋30.16%。以下、大分銀行＋28.74%。九州FG＋15.25%。山口FG＋12.58%。佐賀銀行＋5.14%。宮崎銀行＋4.40%と全銘柄がプラスに転じている。はたして、地域経済を支える九州地銀の株価は、明日以降どのように推移するのだろうか。

【（株）データ・マックス顧問　浜崎裕治】