1位ダイレックス77.1%、2位ハンズマン、3位コスモス薬品~2019年度損益分岐点ランキング
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小商圏対象の低価格業態6社の1店平均年商を調べたところ、最高はイオン九州(旧・マックスバリュ九州)の「ザ・ビッグ」10億8,200万円だった。2位が「スーパー・キッド」を展開するアレスの8億1,900万円、3位ダイレックス7億8,800万円の順だった。
売上高を期末店舗数で割って算出した。このため出店数の多いコスモス薬品とダイレックスの実際の年商より少なく出る。
ザ・ビッグは「マックスバリュ」の業態転換や居抜き出店で店舗数を拡大、前期は3店増だった。平均年商はマックスバリュの11億7,600万円と遜色ないが、儲かっているかどうかはわからない。
アレスは店舗面積が300坪未満の小型店で居抜きの老朽店が多いが、安さで客を集めている。もっとも、収益は低迷し前期は経常、当期純利益とも赤字だった。利益が出ないようではいくら売っても誇れない。
ダイレックスの売上は生鮮テナントを含まない。生鮮の構成比が4割とすると13億円強の平均年商になる。
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