2024年11月28日( 木 )

コロナの陰で明暗(4)

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1.ゴルフ場の売上前年対比80%

 コロナストレス解消のためゴルフ場が繁盛しているかといえば、現実はそうでもない。とあるゴルフ場には毎日約40組来場しており、前年比で90%の来場者数という。大半の利用客は風呂も利用せずに帰宅するため、レストランの売上が激変している。売上は前年比で80%の売上で推移しているとのことだ。コロナ席巻時代にこの業績、まぁよしとするか。

2.忘年会の御呼ばれが激変

 親しい代議士がボヤく。「今頃になれば忘年会の予約でいっぱいになる。参加先の重要さを選別し、秘書たちに代理出席してもらわざるをえないことに頭を痛めていた。しかし、今年は今のところ10件しか忘年会の案内がきていない」と嘆いていた。嘆くというよりも、声がかからずに不安になっているのだ。

3.県議会議長の部屋に来客からの土産がゼロ

 毎年、10月から11月中旬、取材のためで福岡県議会議長室に訪れる。議長の机の後ろに物を置くスペースが設定されており、かなりの広さだ。この場所には外国から訪問された要人たちが持参した土産物を展示することにしている。ところが今年、外国からの表敬訪問客はゼロであり、この広いスペースには何も置いてない、というか置くものがない状態だ。おそらく、現議長の在任期間には外国からの訪問客がゼロという異例な事態になるかもしれない。

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