2024年11月21日( 木 )

5期目のリテールパートナーズ(5)M&Aせず、緩やかな連合体目指す

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 新日本スーパーマーケット同盟の同志であるアークスとバローHDが積極的なM&Aで事業規模を拡大しているのに比べ、リテールパートナーズは2017年3月、マルキョウを傘下に収めたのを最後に大型買収や経営統合はない。

 アークスは19年宮城県で9店をもつスーパーを買収したのに続き、今年3月1日栃木県で31店を展開する地場中堅のオータニを完全子会社化した。

 バローは19年富山県で8店あるスーパーを買収、同年4月には東北と岡山県でホームセンターを運営する上場会社のダイユー・リックHDを連結子会社化した。

 田中康男社長はマルキョウとの経営統合後、「もう1、2社と連合し、まず売上高3,000億円に引き上げる。キャッチフレーズは飲み込まれず、争わず、だ」と話した。救済合併や買収では従業員の処遇にゆがみが出るとし、最低限のルールだけ決め対等で緩やかな連合体を目指すと強調していた。

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