2024年12月24日( 火 )

糸島市運動公園、基本設計完了~人とまちを豊かにする公園へ

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糸島市運動公園外観イメージ
糸島市運動公園外観イメージ

 糸島市運動公園の基本設計が完了した。設計を、梓設計・アービカルネット・清水建設JVが手がけており、掲げられた設計の基本方針は「人とまちを豊かにする公園施設」。方針通り、設計には市民の声が最大限反映されており、糸島市運動公園は、まさに「みんなの公園」となる。

 糸島市運動公園は総事業費57億円超の大型事業。満たすべき重点機能として、運動、交流、防災の3つがあげられており、バスケットなどが楽しめるメインアリーナや武道場、トレーニング室のほか、屋外運動施設としてフットサルコートも整備される。交流を楽しめる場所としては、芝生広場やカフェスペース、キッズルームが整備されるほか、災害発生時に発揮される機能として、避難所機能、受援機能(自衛隊や緊急消防援助隊などの支援受け入れ)などが備えられている。

 設計においては、公園を「多目的体育館」「屋外運動施設」「憩いの広場」の3つのゾーンに大別し、誰もがわかりやすく、使いやすいように、施設全体の軸となる遊歩道、「スポーツプロムナード」を配置。歩行者動線には段差を設けないなど、ユニバーサルデザインを導入しているほか、憩いの場となる「アスリートモール」は2層吹き抜けの空間となっているなど、全体的に開放感あふれる心地よいデザインとなっている。供用開始は2023年7月頃を予定している。

スポーツの合間にゆったりと語り合える「アスリートモール」(イメージ)
スポーツの合間にゆったりと語り合える「アスリートモール」(イメージ)
左:芝生公園のイメージ/右:遊具施設・ふれあい広場(北駐車場西側)のイメージ
左:芝生公園(イメージ)/右:遊具施設・ふれあい広場(北駐車場西側)(イメージ)
左:緑に彩られたスポーツプロムナード(イメージ) / 右:メインアリーナ(イメージ)
左:緑に彩られたスポーツプロムナード(イメージ) / 右:メインアリーナ(イメージ)

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【代 源太朗】

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