2024年11月23日( 土 )

コロナ景気で10社中9社が上昇 自己資本比率 1位マルキョウ83.8%

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 コロナ景気で10社中9社が上昇――貸借対照表を把握できた主要企業10社の2021年2~3月期決算の自己資本比率(純資産比率)を調べたところ、マルキョウを除く9社が前年度より上昇した。最終利益が増加し自己資本が積み上がったことによる。長短借入ゼロの完全無借金経営はマルキョウとタイヨーの2社。ワーストワンは山形屋ストアの4.0%で、最終利益が前期の800万円の赤字から2億3,100万円の黒字になったことで1.8ポイントとわずかながら上昇した。

 最高はマルキョウの83.8%。前期からやや低下したのは、当期純利益は増益で純資産は増加したが、総資産がそれ以上に膨らんだことによる。11年ぶりの出店で固定資産が増加、期末の現預金も98億円と16億円増えた。

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