シンエヴァ興行収入100億円突破、強さを見せつけるアニメ映画
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映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||(以下、シンエヴァ)」の興行収入が100億円を突破した。上映開始となった3月8日から7月12日までの観客動員数は655万人を超え、累計興行収入は100億1,582万円を記録。庵野秀明監督が掲げていた興行収入100億円突破の目標は達成された。
コロナ禍の影響で全国の映画館が思うように営業できないなか、興収100億円超えという結果に社会的な関心が寄せられている。多数のファンの存在と、魅力的なコンテンツに仕上げた庵野監督をはじめとする関係者の手腕が記録達成の原動力になったとみられる。
同じくコロナ禍にあった昨年、劇場公開された邦画で興行収入が100億円を超えたのは「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」(365億円)のみ。2019年は新海誠監督作品「天気の子」のみで、10~20年の興行収入第1位の作品を並べてみると、邦画アニメの強さが際立っている((一社)日本映画製作者連盟公開データ参照)。
エヴァ作品は今回が最後。シンエヴァの劇場公開は7月21日までとなっている。
※太字はアニメ作品、「永遠の0」「妖怪ウォッチ」はそれぞれ2014年、15年にもランキング入り
【代 源太朗】
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