今日29日の日経平均株価、再び3万円割れ
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【表1】の通り、28日(日本時間29日午前6時)のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価はFRBによる早期の量的金融緩和縮小への警戒感から一時600ドル以上値下がりし、前日比▲ 569.38ドルの3万4,299.99ドル(同1.63%減)と大幅に下落して、取引を終えている。
その流れを受けて、【表2】の通り、東京市場の日経平均株価も、寄り付きから大きく値を下げて取引が始まり、一時800円を超える大幅な下げとなったものの、後場の終盤に値を戻し、終値は前日比▲639円67銭の2万9,544円29銭(同2.12%減)と、再び3万円を割り込み、今日の取引を終えている。
【表3】は九州地銀8行(FG・FH含む)の株価推移表である。
・ふくおかFGは、前日比▲46円の2,038円(同2.21%減)。3月末比は▲61円で同2.91%減。
九州FGは、前日比16円安の404円(同3.81%減)。3月末比は▲71円で同14.95%減。・西日本FHは、前日比12円安の716円(同-1.65%)。3月末比は▲79円で同9.94%減。北九州銀行を傘下に置く山口FGは、前日比19円安の670円(同2.76%減)。3月末比は▲66円で同8.97%減となっている。
・大分銀行は、前日比10円安の1,909円(同0.52%減)。3月末比では▲245円で同11.37%減。下げ幅および下落率が一番高い。
・宮崎銀行は、前日比51円安の2,118円(同2.35%減)。3月末比は▲219円で同9.37%減。佐賀銀行は、前日比▲36円の1,482円(同2.37%減)。3月末比は+6円で同0.41%増。佐賀銀行だけがプラスとなっている。
次の総理大臣を決める自民党総裁選が行われ、決選投票の結果、岸田文雄前政調会長が新総裁に選出され第100代の総理大臣に就任する。いよいよ明日、中間決算を迎える企業が多いなか、日経平均株価および九州地銀の株価は、どのような動きを見せるのだろうか。
【(株)データ・マックス顧問 浜崎 裕治】
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