沖縄、山口、広島がまん延防止等重点措置の適用を申請へ
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米軍基地で発生した新型コロナウイルスの集団感染が市中感染の広がりへと事態が深刻化している沖縄、山口、広島の各県は「まん延防止等重点措置」の適用を政府へ要請する。
感染がもっとも深刻化している沖縄県は昨日、5日の新規感染者が623人に上ったと発表。新規感染者が600人を超えるのは昨年8月28日以来。感染増加の要因について玉城知事は4日、急速なオミクロン株への置き換わりを指摘し、米軍基地関係者を中心に確認されていたが、現在は市中感染も確認されていると説明した。
山口県は基地のある県東部の岩国市を中心に感染が拡大、隣接する広島県でも感染者が増えている。5日の山口県の新規感染者は104人で、居住地で見ると岩国市が70人だった。広島県の新規感染者は138人で、西部の広島市、山口県に隣接する廿日市市を中心に感染が拡大している。
【茅野 雅弘】
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