旧統一教会系『世界平和研究』誌への寄稿者
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山上暗殺者は怪我の功名安倍晋三氏は報われない
晋三氏の弟・岸防衛大臣は「統一教会と付き合って何が悪いのだ。選挙への支援・協力を受けて何が悪いのか!」と開き直っている。この人には怒りの感情が皆無のようだ。普通ならば「兄晋三の暗殺の原因は統一教会の存在である。こういう迷惑な組織に対しては規制を図って勢力の弱体を図るべし」と「統一教会憎し、兄の敵討ち」を宣言するのが、まともな思考の持ち主といえるのではないか?
自民党は開き直りの姿勢を固持しながらも、統一教会との縁を薄めていくであろう。機関紙購入も停止していくだろう。そうなると、日本における統一教会の活動が弱体の方向に傾いていくことは間違いない。となると、まわり回って統一教会の活動を封殺できる可能性が高まってくる。暗殺者山上の怪我の功名なり。
より公開すべきことは、統一教会と知識人の腐った縁である。原稿料を得るアリバイとしている知識人の名前を以下に公表したい。横浜市立大学名誉教授・矢吹晋氏より提供していただいた旧統一教会系の雑誌『世界平和研究』誌への寄稿者一覧である。
227号(2020年秋季号)
特集:コロナ・パンデミックの衝撃と生き方の変容
・ポスト・コロナの世界と日本/高橋一生
・連帯と共存在―コロナ禍と教育学―/田中智志
・「わたし」と「みんな」(個人と社会)の新たな形を求めて/八木雄二
・新型コロナウイルスのパンデミックに一神教はどのように関わっているであろうか―受肉思想の今日的意義―/久山宗彦
政策トピックス
・日本の学術―二つの事件―/木暮一啓
・コロナ禍後の子どもの育ちについての危惧/山谷敬三郎
・米国は、2024年まで存在し続けるか?/石郷岡建
論説
・コロナ後の米国社会と世界―人種主義の新たな潮流―/渡辺靖
・変容する韓国社会と日韓関係―「ウェット」な関係から「ドライ」な関係へ―/木村幹
・米中覇権争いと日韓関係の展望/眞田幸光
・日韓関係の再構築のための三つの視点―フローの韓国・ストックの日本―/鞠重鎬
・台湾における公訴時効制度を正当化する学説に関する考察/高橋孝治226号(2020年夏季号)
特集:深刻な養育環境と家族再統合に向けた提言
・家族療法による家族力再生―深刻化する子どもの養育環境問題―/亀口憲治
・アタッチメントと非認知的な心の発達―親子・家族関係の再構築と養育環境改善―/遠藤利彦
・児童虐待の発生予防と家族再統合/才村純
政策トピックス
・アフターコロナの社会像:都市と農村の共生―ソーシャル・ディスタンスに矮小化するな―/進士五十八
・海洋学における男女共同参画の推進/窪川かおる
・コロナ後の新たな家族関係/畠中宗一
・「武漢ウィルス」後の日本そして世界/新田義孝
論説
・ウクライナ危機の世界史的意義―ロシア・ウクライナ関係史の視点から―/黒川祐次
・Brexit・トランプ現象後の世界秩序の大変動―近代システムの限界と日本の進路―/羽場久美子
・ユダヤ教・キリスト教の伝統から見た現代西欧社会の課題/加藤隆
・若者よ、呼吸するように行動を起こせ!「自律分散制御」からみた複雑適応社会/川口勝之225号(2020年春季号)
特集:気候変動と海洋環境保全
・深層海洋大循環と気候変動―未だ解明されない深海の謎―/日比谷紀之
・物質循環と気候変動による人間社会への影響―環境・資源と将来の地球―/川幡穂高
・日本の水産資源・漁業の未来―国際的議論と国内の課題―/牧野光琢
・海と気候と二酸化炭素―海洋シミュレーションと地球温暖化予測―/羽角博康
・ICUSの趣旨とICUS懇談会の取り組み―還元主義の限界と諸科学の統合・融合を目指して―/雨宮慶幸
政策トピックス
・捕鯨問題で日本が世界に発信すべきこと/八木信行
・「Westlessness」(?)と中国の台頭:米・中・欧州の攻防/青山瑠妙
・2020年国際情勢の展望/太田博
・児童福士司の国家資格化を急げ/才村純
・日本の国際協力と人材育成の課題/成瀬猛
・世界中を震撼させるロシアの新兵器開発とその狙い/岡本智博
論説
・日韓中の文化の違いをどう乗り越えるか─歴史問題へのアプローチ─/金文学
・朝鮮儒教思想から見た韓国の対日観─日韓相互不理解の淵源を探る─/山内弘一224号(2020年冬季号)
特集:平和構築と持続可能な開発
・リビア情勢:イスラミストが蔓延する現状に至った国際社会の責任について/多谷千香子
・アジア地域の紛争と平和構築―岐路に立つ日本の役割―/上杉勇司
・貧困削減の政策とは―SDGsの達成に向けて―/柳原透
政策トピックス
・平和・安全保障分野の国際協力の日本政府内における調整の必要性/篠田英朗
・米国の戦後保守主義運動の新たな方向性―左右からの激しい揺さぶりと米大統領選―/会田弘継
・加速度的に進む少子化:政府は対策に本気なのか/前田正子
・プラスチックに起因する地球環境問題―次世代への責任観に見る産業の経済至上主義と消費者エゴ―/奥彬
・日米同盟 次の60年に向けて―“陰”の直視恐れず関係深化はかれ―/樫山幸夫
地域研究
・日韓関係をどうみるか─社会構造の変化と新たな関係再構築に向けて─/木村幹
・米・イラン関係と今後の中東情勢/坂梨祥
・トルコの対外政策の変化とその歴史的背景/山口洋一
・イラン・イラク問題への宗教的視点─復讐の連鎖を越える道─/久山宗彦223号(2019年秋季号)
特集:インド太平洋構想とその課題
・インドの戦略的自律性と日印関係の展望/伊藤融
・インド太平洋戦略の評価と課題―海洋同盟の視点―/西川佳秀
・中国「一帯一路」戦略とアセアンの現状―米中冷戦のはざまで―/樋泉克夫
・21世紀新秩序形成への文明論的展望―インド文明と中国文明の比較―/保坂俊司
政策トピックス
・政策ビジョンと施策立案の課題─法科大学院制度導入の教訓とポスドク問題─/長谷川眞理子
・海洋教育がめざすもの/田中智志
・公海の生物多様性と海洋遺伝資源をめぐる国連での議論/森下丈二
・国際防災協力の可能性と課題/山本春行
・日本に人権外交は無縁か/村主道美
・次期台湾総統選に出馬した呂元副総統/澁谷司
オピニオン
援助理念としての「人間の安全保障」の経緯と評価/柳原透
論説
・和解に向けた現代ユダヤ思想─ホロコーストからの学び─/市川裕
・平和の概念再考:平和学における和解の位置付け/熊谷奈緒子
試論
台湾における戒厳令の憲法的根拠に関する考察/高橋孝治222号(2019年夏季号)
特集:少子社会における子どもの養育環境改善
・子どもの命と育ちを守る養育支援・家族支援とは/山縣文治
・「成育基本法」による結婚・妊娠・子育て支援を―子どもの養育環境改善の提言―/松平隆光
・児童虐待の発生予防と家庭訪問型子育て支援/西郷泰之
政策トピックス
・グローバリゼーションの光と影/上田秀明
・新たに求められる家族政策/大泉博子
・海洋と沿岸域の総合的な管理に向けて/多部田茂
・TICADは日本・アフリカ双方の利益になる協議を/杉下恒夫
・ガーナ高校生日本修学旅行17年目─TICAD Ⅶに当り─/浅井和子
・米中覇権争い時代における対米関係はどうあるべきか/浅海保
オピニオン
・非核化をめぐる朝鮮半島情勢と日韓関係の展望/木宮正史
・日本中世史の一風景:武士とはだれか─武士の発生と貴族─/安達史人
論説
・保守思想とアメリカ政治の現在―ポピュリズムとの相克―/会田弘継
・宇宙的視点から世界平和を築く日本人になれ ・「自律分散制御」からみた複雑適応系社会―原爆の街,平和の街,祈りの街,長崎から(Ⅱ)―/川口勝之221号(2019年春季号)
特集:地球環境の危機克服と海洋の潜在可能性
・地球環境における海の役割―海の砂漠化と海洋生態系の未来―/古谷研
・海洋生産と生物多様性のガバナンス―海洋生物研究から見える人類と地球環境の未来―/津田敦
・生物多様性の保全と持続可能な水産資源利用―BBNJ交渉の課題と展望―/八木信行
政策トピックス
・国際裁判と国際紛争の解決/河野真理子
・研究者の心理と世界の食料需給の見通し/伊東正一
・日韓関係改善に向けて想うこと/天江喜七郎
・米中対立における中国の戦略/茅野郁生
・実践はシステムだけでは動かない:「多職種連携(協働実践)」の勧め─千葉県野田市の虐待死事件に関連して─/西郷泰之
・家庭内暴力に関する今日的課題/丸山久美子
オピニオン
・日韓関係改善と草の根交流の力/西川佳秀
・韓国現代史と朴正煕政権の現代的意義/洪熒
論説
・宗教と外交政策―宗教の関与による平和構築の事例―/ダグラス・ジョンストン
・国際社会の慰安婦問題の現状と日本の対応―こじれた日韓歴史問題の展望―/熊谷奈緒子
・貧困の社会学:深刻化する現代の貧困問題と社会保障制度の課題(1)/川口彦之220号(2019年冬季号)
特集:平和構築と日本の課題
・難民政策はどうあるべきか―難民危機と日本の対応―/滝澤三郎
・冷戦後アフリカの紛争と平和構築の課題―日本のアフリカ外交への示唆―/武内進一
・アフリカをめぐる日米中の国連PKO政策の現状―南スーダン撤収後の日本の課題―/井上実佳
・日本の中東政策と日本型国際協力の可能性―パレスチナ支援の経験を踏まえて―/成瀬猛
政策トピックス
・米露・米中関係の悪化と日EU関係/植田隆子
・北方領土問題再考/松井啓
・「水中文化遺産保護条約」をめぐる最近の動向/岩淵聡文
・関係性を生きる力を育てる─家庭問題解決へのヒント─/畠中宗一
・相続法・相続税制度と家族の絆/小野塚久枝
オピニオン
・安倍内閣への提言:「日本離島改造論」の薦め(序)―離島住民の人づくり政策と国土防衛の国づくり政策の両輪で―/橋本晃和
・米中科学技術覇権争いと日本の科学技術政策の現状/山口彦之
論説
・現代アメリカの人種・貧困問題と「市民権運動」の今日的意味―キング牧師暗殺50周年を迎えて―/川島正樹
・習近平時代の中国法再考―中国式「法治」とは何か―/高橋孝治
・日本には文化はあっても文明はない:「自律分散制御」からみた複雑適応系社会―原爆の街. 平和の街. 祈りの街. 長崎から(1)―/川口彦之219号(2018年冬秋季号)
特集:新日英“同盟”の課題
・多層な安全保障協力の構築と「新日英同盟」―今後の日本の外交安全保障戦略―/秋元千明
・日英同盟再考―近現代史からの遺訓―/平間洋一
・英国に学ぶ日本のインテリジェンス/小谷賢
・立憲君主制の国際比較―象徴天皇制のあり方と今後の日英関係―/君塚直隆
政策トピックス
・アフリカにアルカイーダ分派を活発化させたフランスの軍事作戦/多谷千香子
・歴史の教訓から学ぶべき時/湯下博之
・「米中貿易戦争」に思う/長田達治
・沖縄の基地負担と向き合う時/勝股秀通
・21世紀のキャリアデザインとしての「ライフテーマ」の意義/水野修次郎
・子どもの貧困対策をどう考えるか―「貧困の定義」と今後の課題―/池谷和子
政策提言
新日英“同盟”の時代―グローバルな海洋同盟の構築に向けて―
論説
・宗教は戦争の原因になりうるか?/星川啓慈
・地方創生の新しい視点―姉妹都市提携と多文化共生政策の挑戦―/毛受敏浩
学術情報
北海道における地震によるブラックアウトについて/谷口博218号(2018年夏秋季号)
政策トピックス
・国連海洋会議から生まれた海洋行動コミュニティに注目/寺島紘士
・「特別の教科 道徳」設置の意義と課題/貝塚茂樹
・混迷する世界とグローバル・リーダーの育成―21世紀型リベラル・アーツ/高橋一生
・現代の「十字軍」─昔の「十字軍」と比較して/片倉邦雄
・政策決定における官僚の役割/山口彦之
・トランプショックとヨーロッパ―「協調と対立」構造の中の米欧関係/渡邉啓貴
政策研究:少子化問題への処方箋
・「日本型家族政策」の考察―少子化対策はなぜ成果をあげないか/増田雅暢
・深刻化する子どもの養育環境と子育て支援のための家族政策―新しい社会的養育ビジョンの意義/奥山眞紀子
・少子化対策はなぜ効果をあげられないのか―問題の検証と今後の展望/大泉博子
政策提言
少子化対策に代わる「家族政策」の提言
論説
・ベトナム宗教政策─信教の自由と国際関係/今井昭夫
・現代に生きる孝悌思想の再発見―近代がもたらした個の思想をどう超えるか/藤本一司
・家庭問題としての「子どもの貧困」―「沖縄限定版選択的ベーシックインカム」で考える/末吉重人
学術情報
中国における「法治」の現状―行郵税廃止の法的構成に着眼して/高橋孝治関連キーワード
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