1月2日、飲食店の対照的な商機の明暗

　1月2日、夕食をどうするか！！ふと悩ましい問題に直面した。まず弁当屋に寄った。ところが14時でオーダーストップとのこと。私の後ろにも客が3組ほどいたが、皆、渋々帰っていった。まだ正月の2日だ。従業員を帰す配慮が必要だったのだろう。

　理由には納得するものの、自分の夕飯の都合がつかない。外食しようと決めて、飲食店を探していたところ、外環状道のとある交差点で、向かい合った対照的な飲食店を目撃した。

    １つはチャンポン店だ。こっちで食べようと思って近づいたが、店舗の明かりが暗くしてある。玄関口には「18時で店を閉めます」との貼り紙がしてあった。恐らく従業員の確保ができないのだと思われた。

　それとは対照的に、交差点を挟んで向かいのうどんチェーン店の駐車場には車が50台ほど犇（ひし）めいていた。出入りも激しい。ガラス越しに店内をうかがった。客の数を目算すると、80名は超えていたと思う。家族連れ、カップルなど様々である。従業員も忙しく立ち回っていた。どうも営業時間は夜中の午前2時までのようであった。

　1月２日の正月三が日真っただ中。一方は時短営業で、一方は書き入れ時。まったく対照的な商機の掴み方の明暗を見た思いであった。