ワクチン接種拒絶のすすめ
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NetIB-Newsでは、政治経済学者の植草一秀氏のブログ記事を抜粋して紹介する。今回は、「ワクチン接種に妥当性はあるか」と警鐘を鳴らした1月17日付の記事を紹介する。
コロナの1日当たり死者数が500人を超えた。
数値集計のタイミングが夕刻か深夜零時であるかにより報道数値に違いが生じているが過去最多を更新していることはたしかだ。朝日、読売、共同通信は1月11日にコロナ死者が初めて500人を突破したと伝えている。その数値が1月13日には523人にまで達した。1日当たり500人の死者は10日で5,000人、100日で5万人、1年で18万2,500人を意味する。季節性インフルエンザの死者は年間1万人程度。
コロナ死の激増が深刻化している。ワクチンを接種すれば死亡したり重篤化したりするリスクを減じることができるはずではなかったのか。コロナウイルス自体は変異を繰り返すに連れて弱毒化していると見られている。
弱毒化するコロナウイルス。死亡や重篤化を防ぐワクチン。これと死者激増は矛盾する。ワクチンは当初、感染を予防するとも言われていた。しかし、ワクチン接種大国の日本はコロナ感染大国になった。各国が正確に数を把握しているか疑問だが、1日当たりの感染者数で日本は世界第一位に躍り出ている。
もう1つ重大なデータが存在する。日本の死亡者数激増だ。日本の死亡者数は2020年に前年比8,338人減少した。コロナパンデミックが発生した2020年は死者数が減少した。ところが、2021年に死者数が6万7,810人増加し、戦時を除き85年ぶりの死者数増加を記録した。
この死者数激増が加速している。2022年は10月までの速報値が発表されているが、2022年の死亡者数増加は年率換算で前年比11万2,624人増の状況にある。コロナパンデミックが発生した2020年は死者数が前年比で減少した。ところが、2021年以降、死者数が激増している。
両者を区分するのはワクチン接種の有無。ワクチンの全面的な接種実施に連動して死者数が激増しているという「事実」が存在する。「ワクチン接種が死亡や重篤化を防ぐ」説が正しいなら、この現実を説明することは難しい。
逆に考えると、ワクチン接種が死亡者数激増の原因になっていることを疑うことに妥当性があると判断できる。このことは驚くにあたらない。
当初から一部の専門家がワクチンの危険性を指摘してきた。本ブログ、メルマガで繰り返し紹介してきたのが新潟大学名誉教授の岡田正彦氏とイタリア在住の免疫学者荒川央氏である。両氏はブログで専門的見地からの見解を表出されてきた。その内容が単行本化され、出版されてきた。本ブログ、メルマガで繰り返し紹介させていただいた。
私はワクチンを推奨する人の見解とワクチンリスクに警鐘を鳴らす人の主張を丹念に調べ、比較検討することを通じて、ワクチンリスクに警鐘を鳴らす専門家の見解を重視すべきであるとの見解を示してきた。もちろん、私はワクチンを接種していない。私が関係する多くの人々がワクチン接種を忌避してきた。
岡田正彦氏は著書やブログで多くの「自称専門家」がワクチンを推奨する背景を解説されている。一言で要約すると「カネと情報提供」の力で圧倒的多数の「自称専門家」がワクチン推進派になっているということだ。
ワクチンに巨大な利権が発生していることは紛れもない事実。この利権に群がる、引き寄せられる関係者がいかに多いことか。ごく少数の良心ある専門家だけがワクチンリスクに警鐘を鳴らしてきた。各種事実がワクチンに対する疑念を強め始めている。ワクチン薬害問題が一気に顕在化するのは時間の問題だろう。
ワクチンを全面推進してきた「自称専門家」の責任が問われる日は近いと思われる。
※続きは1月17日のメルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』」「ワクチン接種拒絶のすすめ」で。
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