「論語と算盤大賞」受賞 縄文道研究所からのメッセージ
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「縄文道通信」などでもお馴染みの(一社)縄文道研究所代表理事・加藤春一氏より「論語と算盤大賞」受賞にあたってのメッセージが届いたので以下に紹介する。
このたび、青渕渋沢栄一翁顕彰会より論語・算盤大賞を受賞いたしました。
渋沢翁は晩年、社会的に障がいのある方々などへ、社会貢献され、今回も元郵政大臣で50年以上車椅子生活を送られている八代栄太氏から賞状をいただきました。
渋沢翁はヘレン・ケラーが最も尊敬した、日本の誇る書籍『群書類従』を著した全盲の塙保己一を学者として最も尊敬していました。
さらに100歳まで病気もせず、社会貢献されている渋沢翁の孫・鮫島純子さまが主体の組織からの賞でした。
この受賞も皆さまからの温かいご支援と御協力の賜物と思っております。心から御礼申し上げます。今後共縄文道の内外への発信に努力をしてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
受賞時のスピーチ要旨
「論語と算盤大賞受賞にあたって」
・縄文文化は世界最古(約1万6,500年前)で世界最長(約1万4,000年間平和に継続した)の、日本人の世界に誇り得る文化である。
・縄文文化は、日本人と日本文化の源流、基層、精神的屋台骨でもある。
・哲学者・梅原猛氏は日本人の以下3つの面から源泉と捉えていた。
復元力(過去9回の戦争、自然災害、疫病、経済的困難を克服)
環境適応力(世界のさまざまな文化、文明の大波の変化に適応する力)
日本化力(和魂漢才、和魂洋才、現在は和魂汎才で日本化する力)・現在は世界の危機、日本の危機であり、課題、難題を克服するカギは温故知新、不易流行の縄文文化で形成された知恵をいかす時代に突入した。とくに、コロナとウクライナ危機への対応を含めて。
・縄文道が商標登録された6年前に縄文道は右も左もなく、元参議院議員で拉致問題担当大臣などを務めた中山恭子さまから当時送られた、「(縄文道は)日本人すべての共通の財産なので、世界に伝搬し、日本人への啓育に努めてください」との激励のメッセージを大事にしている。
・この受賞を契機に、内外に伝搬していくのでご支援、ご協力を賜りたい。
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