【徹底告発/福岡大・朔学長の裏面史(番外編)】データ・マックスより朔啓二郎・福岡大学長殿へ
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朔啓二郎・福岡大学長殿
昨年来の連載を通じ、我々が貴殿の母校におけるさまざまなおこないを世に知らしめるたびに、貴殿は学内メールや口頭で教職員に守秘義務(罰則つき)をチラつかせ、口封じに奔走してきたと存じ上げる。
つい先日の、「こども病院跡地」入札劇の裏側を報じた連載の直後にもまた、学内全教職員向けに“お知らせ”を掲載し、会議などで配布された資料はもちろん、そこで話された事柄や話し合いの模様すら外部に漏らさぬよう厳重注意を行っておられた。
しかるに、貴学は私立とはいえ、毎年巨額の公的資金を投入される公共性の高い事業体。あらゆる点で公明正大な運営が行われるのは当然のことであり、大学関係者のみならずすべての日本国民はこれを知る権利がある。それとも、プロセスが明るみに出ては都合の悪いことがおありなのだろうか。
各々責任ある職務をたくさん抱えるなか、貴殿の報復に怯えつつも、我々への接触を試みる貴学関係者が後を絶たないのは、貴殿のやり方が先人たちが積み上げてきたルールも秩序も人倫をも踏みにじるような、不当なものであると多くの人が感じているからであり、これが福岡大の教育研究機関としての健全な発展を阻害すると、危機感を募らせているからにほかならない。にもかかわらず、彼らの真摯な思いを受け止めないばかりか、例によって「得体の知れない恐怖心」(関係者評)で彼らをねじ伏せようとは、まったくもって言語道断である。
学内の各種会議資料および会議内容は「機密情報」であるとし、漏洩を厳禁した上記“お知らせ”には、添付の『令和4(2022)年度情報セキュリティハンドブック』を参照せよとある。そこには、「機密情報」の定義として、「情報漏えい・改ざん・消失時に大学および関係者に極めて重大な影響がある情報」「大学の社会的信用失墜等を招く情報」と書かれている。「情報漏えい」により「極めて重大な影響がある」関係者とは、朔学長、貴殿ご本人ではないのか。そもそも「大学の社会的信用失墜等を招いている」のは、あのインチキだらけの「盛りすぎ」研究業績表を学長の名で堂々公開していた貴殿ではないか。
貴学内部から上がる悲痛な叫びを我々が報じ続けているのは、公益性にかんがみてのことである。一連の指摘に対し、貴殿が一日も早く公の場で返答されることをお待ち申し上げる。
【特別取材班】
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