2024年07月17日( 水 )

日本の死亡数激増戦慄の原因

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 NetIB-NEWSでは、政治経済学者の植草一秀氏のブログ記事(メルマガ版)を抜粋して紹介する。今回は「ワクチン接種が実施以降の2021、22年に日本の死亡数は激増している」と指摘した2月28日付の記事を紹介する。

 昨年12月の人口動態調査速報値が発表された。2022年の人口動態が明らかになった。驚くべき数値になった。

 2022年の死亡数は前年比12万9,744人増。11月までの累計を年率換算した死亡数増加は11万5,164人だった。12月に死亡数増加が一気に加速したことが分かる。メディアが報じる出生数の減少以上に死亡数激増は重大ニュースだ。

 2021年の死亡数は前年比6万7,810人増。この死亡数増加は統計が存在しない戦時を除き、85年ぶりの多さだった。1936年の死亡数が前年比6万8,342人増。1936年以来で最大の死亡数増加が記録された。東日本大震災が発生した2011年の死亡数は前年比5万6,054人増。これ自体が1936年以来、75年ぶりの大幅な死亡数の増加だった。記録的な死亡数増加が2011年と2021年に記録されていた。

 2020年の死亡数は前年比8,338人の減少。コロナパンデミックが広がったのが2020年。2020年は死亡数が前年比で減少した。

 ところが、死亡数は2021年に激増した。2020年と2021年の違いはワクチン接種の有無。2021年に入ってから全面的なワクチン接種が実施された。問題は2022年の死亡数増加。85年ぶりの死亡数増加を記録した2021年比で13.0万人も死亡数が増加した。

 前年に死亡数が増加し、当該年の死亡数が前年比で29.3万人増加したのが1918年。いまから105年前のこと。スペイン風邪の流行で大量の死者が発生した。

 2021年比で2022年の死亡数が13.0万人増加した。出生数から死亡数を差し引いた2022年の自然増減数は78.2万人の減少。2020年の自然減が53.2万人。2021年の自然減が61.9万人。それが2022年に78.3万人減少になった。2019年の自然減は51.6万人だったから、2021年以降に自然減が急激に拡大していることが分かる。コロナパンデミックが発生して死亡数は減少したが、ワクチン接種が実施されてから死亡数が激増している。

 イタリア在住の免疫学者である荒川央氏が『コロナワクチンが危険な理由2』(花伝社)
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 を出版された。

 新潟大学名誉教授の岡田正彦氏、荒川央氏などが、当初からワクチンの危険性に警鐘を鳴らしてきた。本ブログ、メルマガも、一貫してワクチンの危険性を訴え続けてきた。

 ところが、マスメディア、医療関係者の圧倒的多数がワクチン推奨の発言を繰り返してきた。その理由について、岡田正彦氏が当初から指摘されてきた。医師や医薬専門家が製薬会社の巨大マネーと情報提供に強く依存する構図があること。軍事産業に匹敵する現代社会の超巨大産業が医薬産業なのである。

 医薬産業から巨大マネーがロビー活動に注がれる。日本も例外でない。


※続きは2月28日のメルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』」「日本の死亡数激増戦慄の原因」で。


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植草一秀の『知られざる真実』

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