上場7社の粗利益率 値上げ効果で5社が改善
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上場7社(子会社を含む)の直近決算の粗利益率を調べたところ、前年同期から改善したのは5社で、悪化はナフコと大黒天物産の2社だった。会計基準を今期から変更したイオン九州とリテールパートナーズは除き、旧会計基準の損益計算書を発表しているイズミは含めた。
粗利益率は食品・日用雑貨の値上げ効果で改善傾向にある。仕入原価は上昇しているが、粗利改善は売価への転嫁が進んでいることを示す。利益確保のため特売を見直したことで、値下げと見切り処分が減っていることも粗利益率を押し上げている。
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