中国の飲み物が値上がりし続ける
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最近、コカ・コーラ値上げのニュースが業界で注目を集めている。実際にはコーラだけの現象ではなく、原材料コスト上昇などの影響により、今年に入ってからすでに複数の飲料品メーカーが商品の値上げを発表した。
北京市の複数の大型スーパー、コンビニエンスストア、コミュニティのスーパーを取材すると、コーラの値上げ幅は商品によって異なり、500mlペットボトルは物美超市と永輝超市で3.5元(約68円)から3.6元に値上がりし、あるコミュニティのスーパーでは3.8元で売られていた。しかし一部のスーパーやコンビニはこれまで通り3.5元の小売価格をキープしていた。
実際、今年に入ってから、複数の飲料品メーカーが値上げに踏み切っている。2023年2月1日、浙江省杭州市の飲料品メーカー農夫山泉が19Lミネラルウォーターの小売価格をこれまでの1本20元から22元(約430円)に引き上げ、引き上げ幅は10%だった。23年3月1日からは、怡宝の精製水が1本あたり1元(約19円)値上がりした。
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香港の金融家が語る福岡・九州の魅力とは2月初め、乳酸菌100億が入ったヤクルトのオリジナルフレーバーと甘さ控えめも値上げされ、オリジナルフレーバーは11.7元から12.8元に、甘さ控えめも12.7元から13.8元(約35円)に値上がりした。
既存の商品の価格上昇に加え、新商品の価格が一層高くなり、消費者の間では「飲料品がますます高くなっている」との受け止め方が一般的だ。
最近、北京のスーパーやコンビニに行くと、1本5元以上する商品が飲料品コーナーに所狭しと並ぶ光景を目にした。
飲料品はなぜますます高くなっているのか?ここ2年間、飲料品がますます高くなっている重要な原因は、原材料コストの上昇だ。広東省食品安全保障促進会の副会長で食品産業アナリストの朱丹蓬氏は、「この2年間、新型コロナウイルス感染症などの影響により、食品・飲料品業界は原材料コスト、物流コスト、人員管理コストなどがいずれも上昇して、小売サイドは値上げを選択せざるを得ない状況だった」と説明した。
戦略的ポジショニングの専門家で九徳ポジショニングコンサルティングの創業者・徐雄俊氏も、「感染症などの影響で、飲料品業界の総合的効率が低下し、原材料コストなどは上昇を続け、企業が相次ぐ値上げで対抗しなければならない状況だった」と説明した。
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