2024年12月22日( 日 )

ディスカウント8社の22年度決算、ニシムタ以外は増収 値上げ効果で6社が経常増益

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 九州のディスカウントストア(DS)8社の2022年度決算は、ニシムタ以外の7社が実質増収になった。経常または営業利益は6月期決算を集計中のトライアルHDを含め、明らかにしている6社すべてが増益を達成、または達成見込みだ。光熱費高はあったものの、食品値上げで粗利益率が改善されたことが大きい。

 トライアルHDは6月末までの累計売上高が前期比9.6%増となった。予想の11.4%増の6,658億円に届かなかった。出店は15店でほぼ計画通り。経常利益予想は6.2%増の135億円。販管費が15%強増えるが、増収に加え粗利益率の改善が寄与する。粗利益率は19.33%の見込み(22年6月期は18.78%)。

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