海外旅行の経験ある中国人の6割が今年海外旅行再開か
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大手グローバル経営コンサルティング会社・オリバー・ワイマンが12日に発表した調査研究の結果によると、新型コロナウイルス発生前に海外旅行をしたことがある中国大陸部の観光客のうち、40%がすでに海外旅行を再開している。さらに今年末までに62%が海外旅行を再開する見込みだ。中国の海外旅行市場は2024年下半期以降に、全面的に回復するとも予想されている。同調査は、18歳以上の中国大陸部居住者3,945人を対象として実施された。
調査研究によると、中国大陸部で最も人気を集めているのは香港特別行政区で、回答者の23%が今年すでに香港特区に旅行に行った、または行く予定を立てている。このほか人気の海外旅行先としては、西欧や日本、韓国などが挙がっている。新型コロナウイルス発生前に海外旅行に行ったことがない観光客の場合、近場の旅行先を好んでおり、人気トップ3は韓国、香港特区、シンガポールだった。
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上半期の外国人旅行者1,071万人、年間2,000万人超えの見込みまた、中国人観光客に最も人気の海外旅行の目的は、「ショッピング」で、「観光スポット巡り」を上回った。海外旅行者は旅費の48%をショッピングに使っていた。また中国で新たに生じているぜいたく品消費者は中国国内でのショッピングを依然として好み、そのグループのうち海外に行ってショッピングをする計画を立てているのは3分の1にとどまっている点は注目に値する。その理由について、回答者の55%は、「国内で商品が十分に供給されている」、36%は「自分の好きなブランドの商品を国内で見つけることができる」と答えている。
上半期の経済成長率5.5%の達成
中国国家統計局が7月17日に発表したデータによると、上半期の国内総生産(GDP)は59兆3,034億元で、不変価格に基づく計算では前年同期比5.5%増だった。複雑で厳しい外部環境の下、中国の経済成長率は主要先進国を大幅に上回り、経済発展の高い強靭性を示した。
国家統計局の速報値によると、上半期のGDPは59兆3,034億元だった。不変価格に基づく計算では前年同期比5.5%増で、伸び率が前四半期を1.0ポイント上回った。四半期別に見ると、第1四半期のGDPは前年同期比4.5%増、第2四半期は6.3%増だった。
中国政策科学研究会経済政策委員会の徐洪才副主任は、「上半期の経済成長率は基本的に予想と合致し、経済成長の主な原動力はやはりサービス業だった。サービス業の成長が速く、対人接触型で人が集まるタイプのサービス業の改善ぶりが目立った」と述べた。
上半期のサービス業付加価値額は前年同期比6.4%増で、伸び率が第1四半期を1.0ポイント上回った。生産を見ると、経済成長の牽引役は昨年の工業中心からサービス業・工業の両方となり、サービス業の貢献が大幅に増加した。サービス業伸びの経済成長への寄与率は上半期に60%を超えた。
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