2024年11月22日( 金 )

ゼンリン 24年期第2四半期は増収

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 (株)ゼンリン(本社:北九州市戸畑区、高山善司代表)は2024年3月期第2四半期の連結決算を発表した。それによると、売上高が前年同期比4.7%増の271億5,300万円、営業損失15億8,100万円(前年同期は損失9億8,500万円)、経常損失16億2,600万円(同損失9億8,200万円)、四半期損失12億2,100万円(同損失7億300万円)となった。

 増収については、オートモーティブ関連で半導体不足緩和による自動車生産の持ち直しを背景としたカーナビ用データの販売や、官公庁向けの受託案件、住宅地図データの提供などが増加したことを理由として挙げた。地図データベース整備費用などの固定費がかかる一方で、売上高は第4四半期連結会計期間に集中する傾向にあり、費用先行の推移となった。

 通期業績予測については売上高が前期比5.2%増の620億円、営業利益が同39.0%増の25億円、経常利益が同28.3%増の27億円、当期純利益が同35.0%減の18億円を見込む。

【杉町 彩紗】

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