2024年11月25日( 月 )

福岡県4百貨店の中間決算 福岡市3社は好調、井筒屋は苦戦

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 福岡県4百貨店の8~9月中間決算は、岩田屋三越と博多阪急、博多大丸が大幅増収に対し、井筒屋は減収減益と明暗が鮮明に別れた。福岡市3社が人流回復と高額品市場拡大の恩恵を受けたのに比べ、北九州地盤の井筒屋は富裕層の市場基盤が限られ、人流回復にも乗り切れなかった。

 岩田屋三越は、消化仕入商品などを含めた総額売上高は561億円と前年同期比12.9%増で、新基準売上高の8.3%増を上回った。コロナ前から取り組んできた収益構造改革の成果に加え、新基準適用を機に取引先と重複していた機能を見直し、余剰人員を催事販売などの業務に振り向け外注費をカットしたことで経常利益は2.51倍に急増した。

※この記事は11月13日に有料会員向け「流通メルマガ」に配信したものから一部を抜粋したものです。全文を読むには「流通メルマガ」の申し込みが必要です。
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