2024年12月23日( 月 )

アクシーズ、2024年6月期の中間決算は増収増益も、通期は減収減益予想

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 鶏肉加工食品の製造販売を行う(株)アクシーズ(本社:鹿児島市、伊地知高正代表)は26日、2024年6月期の連結中間決算を発表した。それによると、売上高は128億600万円(前年同期比9.6%増)、営業利益は9億円(同1.0%増)、経常利益は10億6,400万円(同23.5%増)、四半期純利益は7億3,900万円(同17.8%増)で、増収増益となった。

 主力の食品事業において主要取引先向けの販売が堅調に推移し、セグメント売上高が106億800万円(前年同期比11.0%増)となった一方で、主要製造コストである飼料原料費用と人件費上昇の継続、設備投資の実施により減価償却費が増加した結果、利益は4億8,400万円(同期比0.1%減)となった。また、外食事業においては、前期に新店舗(KFC店舗)を出店した結果、売上高が同4.5%増、利益が2億3,600万円(同1.9%増)になった。また、経常利益の増加は、受取保険料(8,500万円)と補助金収入(4,500万円)の計上による。

 通期(2024年6月期)の業績予想については、売上高は247億円(前期比2.5%増)、営業利益は13億円(同32.0%減)、経常利益は14億円(同29.2%減)、当期純利益は10億円(同29.1%減)で、減収減益を予想している。

【寺村朋輝】

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