ミズホメディー、23年12月期決算 コロナ検査キットの出荷減で大幅減収減益
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新型コロナウイルス検査キット等の体外診断用医薬品・医療機器の製造販売を行う(株)ミズホメディー(本社:鳥栖市、唐川文成代表、東証スタンダード)は2月9日、23年12月期の決算を発表した。それによると、売上高は109億8,900万円(前期比37.5%減)、営業利益は51億5,100万円(同53.6%減)、経常利益は52億9,200万円(同52.2%減)、当期純利益は37億7,400万円(同51.8%減)で、大幅な減収減益となった。
決算要因としては、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが5類に移行したことによって、遺伝子検査キット「スマートジーン SARS-CoV-2」の出荷数が大幅に減少、その結果、新型コロナウイルス検査薬全体の売上高は76億1,700万円(前期比49.8%減)と大幅な減収となった。
来期(24年12月期)の業績予想については、売上高は104億3,000万円(前期比5.1%減)、営業利益は41億6,200万円(同19.2%減)、経常利益は41億6,900万円(同21.2%減)、当期純利益は30億1,600万円(同20.1%減)で、さらなる減収減益を予想している。
【寺村朋輝】
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