2024年12月23日( 月 )

Fusic、24年6月期中間決算は増収減益も、通期は大幅な増収増益予想

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 ウェブシステムやスマートフォンアプリ開発などを手がける(株)Fusic(本社:福岡市中央区、納富貞嘉代表、東証グロース)はこのほど、2024年6月期の決算を発表した。それによると、売上高は8億7,000万円(前年同期比15.2%増)、営業利益は1億1,400万円(同0.8%減)、経常利益は1億1,400万円(同1.9%増)、四半期純利益は7,400万円(同4.7%減)で、増収減益となった。

 増収の要因については、同社はクラウドインフラを活用したシステム開発の需要が旺盛で、クラウドインテグレーションサービスが全体の売上高を牽引したことを挙げる。自社サービスの人事評価サービス「360(さんろくまる)」や学校向け連絡サービス「sigfy(シグフィー)」の導入企業・自治体数が拡大し、いずれも前年同期を大きく上回る売上高となったとしている。

 通期の業績予想については、売上高は18億1,700万円(前期比18.6%増)、営業利益は2億円(同25.0%増)、経常利益は1億9,900万円(同34.5%増)、当期純利益は1億3,100万円(同29.4%増)で期初予想から変更はなく、大幅な増収増益を予想している。

【寺村朋輝】

関連キーワード

関連記事