2024年05月17日( 金 )

行列つくるフードウェイ 福岡・野間、横浜、長崎に新規出店

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野間エリアに最先端店舗

急成長する鮮魚
急成長する鮮魚

    3月15日、商業施設「パセオ野間」には文字通り朝から晩まで入庫待ちの車の列が並んだ。この日は新店「フードウェイ野間大池店」の開店日だった。その後も一日2,500名集客できれば多いと評価されるところ、連日3,000名以上の来店が続いている(4月中旬時点)。フードウェイ野間大池店では、アジア商品やオーガニックコーナー、高額ワインなどをそろえる。祖業の精肉部門を中心とする生鮮全般が強みで、とくに鮮魚惣菜や手作りピザ等の売上が好調だ。これまで九州の店舗では、一品1,000円を超える商品はあまり売れなかったが、イクラや鰻など1,000円以上の商品も売上を伸ばしているという。「相応の価値を提供すれば買っていただける」と同社の副社長・後藤英和氏は力強い。

 4月17日には、横浜の商業施設「mioka(ミオカ)」に「上大岡mioka店」を出店。こちらも鮮度・品ぞろえが消費者の支持を集め、カード会員の入会希望者が相次いでいるという。

長崎市内初出店はスタジアムシティ

強みの精肉売場
強みの精肉売場

    そしていよいよ10月14日、長崎市で建設中の「長崎スタジアムシティ」への出店も迫ってきた。長崎スタジアムシティは、サッカースタジアムを中心とした複合施設で、商業施設やオフィス、ホテル、アリーナからなるビッグプロジェクトだ。フードウェイは最先端と地域密着の品ぞろえを融合させて、広域展開で成功を治めてきた。「同じ九州でも基礎調味料や肉、魚の嗜好もさまざま」(後藤氏)。商業施設への出店を得意としてきた同社でも、サッカースタジアムを備えた大型複合施設への出店経験はなく、さらに長崎という立地の特性もあり、試行錯誤の様子が見て取れる。

 柔軟な店づくりで消費者をあっと言わせてきた「フードウェイ」の取り組みが奏功するか、注目したい。


<COMPANY INFORMATION>
(株)フードウェイ

代表取締役社長 :後藤 圭介
代表取締役副社長:後藤 英和
代表取締役専務 :後藤 和洋
所在地:福岡市早良区高取1-2-22
設 立:2000年6月
資本金:5,000万円
TEL:092-852-8170
URL:https://www.foodway.co.jp

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