30日、沖縄電力(株)(本社:沖縄県浦添市、本永浩之代表)は2024年3月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は2,363億9,400万円(前期比5.8%増)、営業利益は34億8,100万円(前期は484億600万円の赤字)、経常利益は25億6,800万円(前期は487億9,900万円の赤字)、当期純利益は23億9,100万円(前期は454億5,700万円の赤字)で、増収と大幅な増益による黒字転換となった。
同社は決算要因について、売上高は電気料金改定などの貢献で増収となり、また、利益面では、営業費用で火力発電所の一部設備損壊にともなう固定資産除却費の増加があったものの、燃料費や他社購入電力料の減少などにより、大幅な増益に転じたとしている。
来期(25年3月期)の業績予想については、売上高は2,275億円(前期比3.8%減)、営業利益は81億円(前期比132.6%増)、経常利益は68億円(前期比164.8%増)、当期純利益は50億円(前期比109.1%増)で、減収もさらなる増益を予想している。
【寺村朋輝】
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