2024年11月23日( 土 )

福岡県うきは市長選に40代2人を含む3人が立候補へ

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 福岡県のうきは市長選(6月23日告示、30日投開票)に、元県議や現職の市議など3人が立候補する意向にあることが明らかになった。なお、現職で3期目の高木典雄氏(72)は、今期で引退することを表明している。

 同市長選への立候補表明を行ったのは、元県議会議員で農業の小河誠嗣氏(70)、市議会議員・権藤英樹氏(48)日本郵便社員・中島洋次郎氏(43)の3人。いずれも無所属。

 小河氏は福岡県議会議員を2期務め、農政連系の会派「緑友会」に所属していたが、2023年の県議選から、旧・うきは市選挙区は、久留米市選挙区と合区となった影響を受け、次点で落選していた。

 権藤氏は元西日本鉄道(西鉄)社員で鉄道の運転士を務めた。19年の福岡市議会議員選挙に、西鉄労組の支援で立候補していたが惜敗し、22年4月のうきは市議選に立候補し、当選した。現在1期目。市議会において、子育て支援の充実や積極的な経済振興を提案するなど改革派として注目されている。

 中島氏は旧吉井町出身。1999年に旧郵政省に採用され、現在、日本郵便内部監査職を務める。

 人口減少などが課題となっているうきは市だが、40代の若手2人を含む三つ巴の戦いとなる市長選挙に注目が集まる。

【近藤 将勝】

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