2024年07月16日( 火 )

主要7社の2~3月期決算、値上げ対策で明暗 増収増益4社、増収減益2社、減収減益1社

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 これまでに判明した九州の主要流通企業7社の2024年2~3月期決算によると、増収増益はイオン九州とダイレックス、マルキョウ、マルミヤストアの4社で、増収減益がミスターマックスHDとトキハインダストリー、減収減益がナフコと明暗が別れた。第3四半期(23年7月~24年3月)のトライアルHDは増収・大幅増益だった。

 食品などの値上げをうまく収益に取り込めたかどうかで企業間格差が出た。イオン九州とリテールパートナーズ傘下の2社は客単価アップによる増収に加え、値上げで粗利益率を改善、経常利益を大幅に伸ばした。トライアルHDは粗利益率を19.78%と0.83ポイント高めた。

※この記事は5月16日に有料会員向け「流通メルマガ」に配信したものから一部を抜粋したものです。全文を読むには「流通メルマガ」の申し込みが必要です。
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