上場5社の25年2~3月期、厳しい消費環境 イオン九州とリテールパートナーズは増益率大幅縮小
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上場5社の2025年2~3月期決算は、食品値上げの一巡するイオン九州とリテールパートナーズの経常増益率が前期から大幅縮小するのに対し、サンドラッグは売上、利益とも前期並みの伸長率、ナフコとミスターマックスHDは増益転換を見込む。実質賃金低下で消費者は生活防衛志向を強めており、事業環境は不透明感が強い。
イオン九州の連結増益率は0.6%とほぼ横ばいになる。単体は2.5%で前期の26.0%増益から大幅に鈍化する。「ウエルシアプラス」の16店を含め31店の出店で経費が増加、前期の売上増を支えた値上げが一巡し増収率が低下する。
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