山形屋、持株会社に移行 百貨店はテナント導入、スーパーは店舗閉鎖も

　山形屋は経営再建の一環として6月中に持株会社に移行し、グループ全24社を15社程度に再編する。百貨店は直営売場を縮小し経費負担の少ないテナントを導入することで収益を改善する。グループで約1,500人いる従業員の希望退職募集と店舗閉鎖は行わないとしているが、子会社百貨店や山形屋ストアは業績が改善しないと店舗閉鎖に踏み切る可能性がある。

　国分山形屋と川内山形屋は山形屋本体に、宮崎県の日南山形屋は宮崎山形屋にそれぞれ統合し、百貨店は2社にする。後方部門の集約化で経費を節減する。

※この記事は5月30日に有料会員向け「流通メルマガ」に配信したものから一部を抜粋したものです。全文を読むには「流通メルマガ」の申し込みが必要です。
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