福岡県うきは市長選挙、元県議と市議による事実上の一騎打ち~30日投開票
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23日に告示された福岡県うきは市長選は終盤になりつつある。いずれも無所属新人で、日本郵便社員の中島洋次郎氏(43)、前市議会議員の権藤英樹氏(48)、元県議会議員の小河誠嗣氏(70)(自民、公明推薦)の3人による戦いが展開されている。
現職の高木典雄氏(72)が今期での引退を表明し、うきは市の将来を担うリーダーを決める選挙となる。市が抱える人口減少や若い世代の定住支援、基幹産業である農林業の振興などをめぐって論戦が行われている。財政負担がかかる上下水道の整備やごみ処理などの課題もあり、市民が誰を選ぶのか注目される。
元県議の小河氏は、旧吉井町職員で、合併後のうきは市で市長公室長も務めた。自民・公明の推薦を受け、各種団体組織が支援しているが、年齢の高さを不安視する声もある。
前市議の権藤氏は、西日本鉄道の元社員で、労働組合の専従を経て、2019年の福岡市議会議員選挙に立憲民主党の公認で立候補していた。今回の市長選では、権藤陣営に立憲の地方議員が応援に入るなどしており、小河・権藤両氏による事実上の一騎打ちとみられる。
ベテランと若手の戦いを制するのは誰なのか。うきは市長選の行方に注目が集まっている。
【近藤将勝】
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