2024年12月28日( 土 )

福岡・大川市長選に新人の江藤氏が立候補表明

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江藤義行氏
江藤義行氏

    任期満了にともない9月29日に投開票が行われる大川市長選挙に、新人で同市の家具企画販売会社役員・江藤義行氏(77)が2日、立候補を表明した。同市長選をめぐっては、現職で3期目を目指す倉重良一氏(47)が立候補を表明しており、江藤氏で2人目の表明となる。

 江藤氏は、大川市が同市大野島で2028年3月の開業を予定している観光拠点施設「大川の駅」整備計画に反対している市民団体「市の将来を考える会」の中心メンバーである。

 同日、考える会は、計画に反対する市民の署名を提出した。同会は、6月13日にも市民5,900人の署名を市に提出しており、8月2日の提出はその追加となる。

「大川の駅」整備計画への反対署名を提出する市民団体
「大川の駅」整備計画への
反対署名を提出する市民団体

 署名提出後、江藤氏は大川市内で会見を行い、総事業費が示されていないとの認識を示し「大川の駅は地盤対策を含めると170億円を超える」と主張。「事業を凍結したうえで根本から見直して、予算の縮小や代替地の検討などを行う」と語った。

 この他、公約として家具製造など地場産業の活性化や市民への積極的な情報開示を行うことを掲げている。

 なお、近日、江藤氏の単独インタビューを掲載する予定。

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【近藤将勝】

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