アンサーHD、24年6月期決算は増収増益　来期は減益予想

　14日、（株）アンサーホールディングス（本社：北九州市小倉北区、三谷俊介代表）は2024年6月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は18億5,209万円（前期比9.8％増）、営業利益は1億670万円（同20.6％増）、経常利益は6,716万円（同25.9％増）、当期純利益は7,194万円（同19.1％増）で、増収増益となった。

　今期の決算では、戸建住宅や集合住宅向けの不動産、および販売用土地の売却が堅調に推移したことが寄与した。売買再販事業の売上高は9億879万円（同24.2％増）、セグメント利益は2億3,085万円（同10.6％増）。賃貸管理事業においても、賃貸収入の安定的な確保や、相続相談ならびにオーナー向けの収益最大化に向けたセミナー等の実施が寄与し、同事業の売上高は6億8,064万円（同0.8％増）、セグメント利益は1億9,523万円（同10.8％増）となり、増収増益の主な要因となった。

　来期（25年6月期）の業績予想については、売上高は19億7,400万円（前期比6.6％増）、営業利益は9,000万円（同15.2％減）、経常利益は5,200万円（同21.9％減）、当期純利益は5,000万円（同30.4％減）で、増収減益を予想している。

【寺村朋輝】