2024年12月22日( 日 )

清々しい俳句創作

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 友人Oが俳句の創作に没頭し始めて10年になる。その彼が最近の作品を送ってきてくれた。一心不乱の創作活動の様子をうかがい知ることができ、感服した。また清々しい気分に浸ることができ、暑気払いとなった。

 以下に新作を紹介する。

賑はった祭りの後の静けさを

父の日は何より嬉し共食が

山笠やおいさおいさの声響き

早朝に駆くる街中追ひ山笠

望郷の出店賑はふ夏祭り

長法被着こなし博多熱い夏

窓の外ととんと太鼓夏が来る

復興の被災地照らす祭りの灯

夜明け前掛け声ともに山車走る

眠れぬ夜いつまで続く熱帯夜

夏休み独り飛行機で孫が来る

路線バス待ってるだけでも汗が出る

盆過ぎてポツンと居間にチャイルドシート

海底の魚群眺める船遊び

避暑散歩知らず知らずの一万歩

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